婚活で「同時進行・キープ」、お断りせずフェードアウトは当たり前?

婚活をしていると、
「もしかしたら私キープされているんじゃないか?」
「同時進行で進めている異性もいそうだな…。」
と疑ってしまうケースも多々あると思います。
また、婚活パーティーやネット婚活などの気軽なセルフ婚活をしていると「お断りの連絡」もなく突然の着信拒否やLINEのブロック、フェードアウトなどもたくさんあります。(というか、わたし自身何度も経験しました。。涙)
そこで今回は、この「同時進行・キープ」、そしてお断り方についてお話しようと思います。ぜひ参考にしていただければ幸いです。
同時進行・キープは仮交際期間中はOK?
結婚相談所のルールでは、仮交際と本交際という2つの交際があります。仮交際では何人かの異性と同時進行でやりとり、デートをすることが可能です。といってもせいぜい限界は3人くらいまででしょう。いくらたくさんの異性からアプローチされているとはいえ、5~10人と同時進行で進めていくのには時間もお金も労力もかかります。
そして、仮交際の後に男性、女性のどちらかから本交際の申し込みというものがあります。本交際の申し込みは、簡単に言うと「あなた一本に絞ります。結婚を前提にきちんとお付き合いをしていただけませんでしょうか?」といった告白みたいなものですね。
この本交際を承諾すると、他の仮交際をしていた異性の方にはお断りをしなければなりません。もしも、どうしても決めきれなくて迷っているのなら、「もう少し仮交際の期間でお互いを知ってから…。」という流れに持ち込む方法もありますが、きちんと考えてからお返事を出す必要がありますね。
しかし、これが婚活パーティーやネット婚活などの気軽な婚活になってしまうと、こういったルールもマナーもありません。お互い共通の知り合いもいないので、たくさんの異性と同時進行しても、キープが何人いても、特に誰からも何も言われないでしょう。
年頃の女性なら、仮に交際したとしても結婚まで至らなかったら、また0から相手を探さなければなりません。このリスクを考えると、同時進行やキープをしてしまいたくなる気持ちも分かります。
男性側も同じで、同時進行する女性がたくさんいたり、「自分はキープされているんじゃないか?」と思うなど疑ってしまうところもあります。真剣に交際する気でいるのに、相手が同時進行やキープをしているようだと気持ちも冷めてしまうでしょう。
婚活を続けていくと交際に発展しても、3~6か月ほどでお別れするパターンが多いのですが、こういった理由があるからだと思います。
相手の男性は真剣に結婚を考えているのか?
もちろん女性だって不安でしょう。特に年頃の女性だと、妊娠・出産のタイムリミットもありますし、結婚する気のない遊び人男性に捕まってしまい、1~2年が過ぎてしまうと婚活市場での価値も下がってしまうからです。
既婚者の遊び人男性やヤリモク男性も紛れ込んでいるので、相手の男性が本気かどうかは何度かデートを積み重ね、連絡を取っていかないと分かりません。というより、ある程度の期間様子を見ても分からないものは分からないでしょう。
結婚相談所やきちんとしたお見合いでの出会いならば、それなりに結婚前提と考えてもいいかと思いますが、気軽に参加でき費用も安い婚活パーティーや街コン、ネット婚活での出会いは真剣度は人それぞれです。
「とりあえず、恋人がほしい。恋人ができてから1年ほど交際してから考えたい。」
「結婚は考えているけど、お互いの相性や将来のビジョンもきちんと合った相手かどうかを知りたい。」
と考えている男性も多いでしょう。結婚後は専業主婦になりたいのか、共働きで働くのか、子供は欲しいのか、財布のひもはどちらが握るのか、などなど挙げだしたらキリがないくらい結婚後にどのような夫婦のルールを設けるか気になる男性もそれなりにいるかと思います。
今は男女平等の流れがありますし、共働きがスタンダードになりつつありますので、なかなか男性からは言いだしにくい面もあると思いますが、本音では気にしている方もいるでしょう。結婚相談所でもきちんと正社員で働いている女性のほうが人気があるようですし、欧米では女性のキャリアをしっかり見てから結婚する傾向がはっきりとでているようです。
また、婚活パーティーやネット婚活などの気軽な婚活では、遊び目的の男性やヤリモク、既婚者の男性も紛れこんでいるので、参加女性もしっかりと見極める必要があります。
今は費用も安い婚活サービスで、「身分証明書」「収入証明書」「独身証明書」などを提出する必要のある婚活も増えてきました。婚活アプリでもそれらの証明書を確認している男性かどうかを見ることもできるようです。(提出している男女は、提出済みと表示される)
心配でしたらそういった婚活をしてみるといいかもしれませんね。もちろん、これらの証明書の確認があったからといって100%遊び人男性ではないということではありませんので、その点も注意しなければならないのですが、ないよりはあったほうがいいでしょう。
お断りの連絡はしなくてもいい?
こちらの件は以前も書いたのですが、きちんとメールでも構いませんのでお断りの連絡はするべきだと思います。当たり前ですが、自分がされたらイヤなことを相手にするようでは、仮に結婚できたといてもいつかは破綻してしまうのではないでしょうか?
結婚とは、いい時も辛いときもお互い支えあっていくものだと思います。結婚式の誓いの言葉でもよくあるフレーズですよね。
それなのに、「めんどくさいから」、「逆恨みされたらイヤだから」といって、お断りの連絡をせずフェードアウトをしたり、突然のLINEのブロックなどをするのは人としてどうかと思います。
お断りの連絡は1通メッセージを送ればいいだけの話です。それすらもできないようでは、いつまで経っても大人になれません。子供のまま結婚をしたところで、夫婦生活がうまくいくとは思えないのは私だけでしょうか?
日本人は「NO」と言うのが苦手な民族でもありますが、やはり相手のことを考えるならば丁寧な文章を考えてお断りの連絡をするべきだと思います。私自身、お断りの連絡をしたときは「申し訳ないことをしたなぁ。」「心が痛むなぁ。」と感じたこともありますが、それらのステップを踏むことによって、より真剣に婚活をがんばって自分に合う相手を見つけようと感じたものです。
自分のためにも、相手のためにも合わないなと思ったら、きちんとお断りの連絡は一本入れるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、婚活のお悩みでよくある「同時進行・キープ」そして、「お断りの連絡」についてお話させていただきました。
どちらも難しく考えると悩んでしまうテーマではありますが、きちんと自分の中で婚活のルール、マナーを決めておき、できるだけ本交際に発展する相手ができたら同時進行はやめる、そしてお断りするときはきちんと1本連絡をするようにしましょう。
ちなみに、断るのが苦手な方は断り方の書籍を1~2冊読んでおくのもいいかもしれません。私自身、NOと言えないタイプの人間なのですが、こういった書籍を読んでから断ることは決して悪いことではないなと言うことが分かりました。
(関連記事)
・結婚相談所はどこに入会すればいいのか?詳しく解説してみました!