【悩める婚活女性へ】小池龍之介さんの恋愛成就寺をオススメします!

ベストセラー作家でもあり、東大出身のお坊さんで有名な小池 龍之介(こいけ りゅうのすけ)さんの恋愛成就寺というサイトがあります。ここでは、様々な女性の恋愛相談に回答をしているのですが、とても的を得ているなぁと思いました。
私もいろいろな恋愛・婚活書籍を読んできましたが、ここまで深く考えて恋愛の悩みに回答されている方も少ないなと思ったので紹介させていただきました。
とても参考になったため、アマゾンのキンドルで電子書籍も発売されていたため買って読んでみました。
今回はその中でも特に印象が残ったフレーズを紹介していきたいと思います。
赤ペンチェック
「過去の出来事によって形成された思考パターンは、本人がよほど自覚的に努力しない限りなかなか変わりませんから、こういう男性を好きになってしまったら相当厳しいと申すほかありません。」
「自分の言い分を相手に認めさせて勝ちたいとか、自分が相手にしてあげた量よりも向こうからたくさんしてもらって精神的に勝っていたいとか、そういう勝負事みたいな雰囲気、恋愛の相手が競争相手みたいになってしまうのです。」
「弱みを見せるというのは、先ほどの勝負という観点からするととてもむずかしいことではありませんでしょう。自分を強くしたい、自分の値段を吊り上げたいがゆえに戦いたくなるのですから。」
「私たちは、ただ、好きな相手に自分をわかってほしい、大事にしてほしいと思っているだけでありますのに、実際には、相手がそうとはわかりにくくなるような行動をとってしまいがちです。」
「プライドのせいで、相手が恋人であってもつい勝負したくなってしまって、そのために、いつのまにか弱みをみせなくなってしまうのです。」
「恋人を勝負の競争相手にしちゃったら恋が台無しになりますよ。勝負じゃなくて、長くいっしょに伴走していけるように気をつけましょう。」
「基本的に、愛情のシーソーゲームで、”勝っている”状態っていうのは気持ちのいいものです。意識的にせよ無意識的にせよ、「自分が求めるのではなくて求められている…ってことは、自分はとても商品価値が高いッ」という快感を味わえますからね。」
「大事なのは、小細工ではなくて、自分の心そのものを変えてみることです。」
「自分がプライドを守っているだけなことに気づくこと。そして、それを捨てることができれば、幸せになります。」
「はっきりさせるのが怖いのは、プライドがすこぶるつきに高いからです。」
「自分を変えていかなければ、多かれ少なかれ似たような厄災がまた次の恋愛でも起きます。」
「ひとことで言えば、モテたいと思っている人はモテない。そういう人はあまり他人から良い評価を受けないと思います。」
「別の申し方をしますと、モテようとしないということは、他社からの評価に依存していない、つまり、自律しているということです。そういう人には他者に愛情を与える余裕があります。だからモテる。」
「必要最低条件として、長いおつき合いを通じてのテストを通して、お互いがイライラせずに安息できるというのが十分確認できていましたら、結婚まで進んでも安心、と申せましょう。」
「ほんとうはそれだけでいいんですけれど、現代人はそれに付加条件として、ときめくこととか、いつまでもドキドキすることか、興奮することとか、余計なものをいっぱいつけてしまっているのが問題。」
「結婚まで進める人と進めない人がいるのではなく、結婚まで進める関係と進めない関係があるのです。」
「悪い縁起を良き縁起に変えてまいりましょう。ただし、まずは自分ひとりで。」
「男女が平等になるのは良いことである反面、「かわいい」が消えてゆくことにより、男女の恋愛成就率の低下を引き起こしているように思われます。」
「彼の携帯電話履歴を見ること、それはしないほうがいい、絶対に。」
「洗脳を解くには、自分の妄想を妄想としてはっきり認知することです。」
「世間も世間体も実在しません。存在するとしたら、自分自身の脳の中。」
読んだ感想
恋愛成就寺の内容と似たような部分もありましたが、新しい発見、気づきがいくつかあったので読んでよかった書籍です。
内容もさらっとして優しい文章なので、読書が苦手な女性でもすんなりと理解できると思います。
一度、恋愛成就寺のコラムを読んでみて、もっと知りたいと思った方にはオススメしたいと思います。
恋愛成就寺 小池 龍之介 (著) ディスカヴァー・トゥエンティワン
■内容紹介■
今やその人気が韓国・中国にも広がる異色の若手僧侶、小池龍之介さんが恋のお悩みにお答えします。
「彼の本心が知りたい」「彼の気持ちを取り戻したい」「夫より好きな人ができました」「浮気をやめさせたい」
「本命になりたい」「恋愛が楽しめません」等々、誰しも思い当たる恋の悩み18。
ただ、小池さんの回答は、必ずしも耳に優しいものではありません。というより、辛口です。小池さん曰く、
「恋愛中に生じる心の歪みに直面し、目を背けたくなるかもしれません。
けれども、もし、「うう……ッ、これ、思い当たるかも」とズキズキする点を見つけられましたら、
その醜い部分に気づいたことで、性格美人に変化してゆくチャンスなのです。相手のためにも、自分のためにも」。つまり、本書は、読者に「気づき」を与え、それにより、自分自身が変わり、実際に恋を成就させていくための、読む薬、恋の成就にほんとうに効く本なのです。
引用:Amazon
まとめ
少し前に仏教などの宗教の書籍が売れていたり、お坊さんに相談しに行く若い女性が増えているというニュースを見たことがあります。
私もその流れに乗って?いろいろと勉強をしているのですが、お坊さんによる恋愛書籍というのはあまり見かけないので、もし気になる箇所があったら、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
個人的にはとてもオススメできる恋愛書籍だったと思います。
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